今活動休止中のバンドのリーダーに会ってサシ飲みしました。
そのバンドはパソコンで全てのパートを打ち込んだ曲を渡されてコピーする、みたいなスタンスでやっているバンドです。
加入した頃私は「これリーダー一人で出来るんじゃないんすか?」と言ったらしく、それがキツい一言やったと言われました。
でも確かに素直にそう思えたのです。
やって行くうちに、ジャストで弾くのではなく、演奏についてのはしり、モタリを付けて伸び縮みを楽しむ演奏をしたいと聞いて納得出来ました。
色々掛け持ちしているとそのバンドのスタンスが全然違います。
ジャストで弾いてくれ、なバンドももちろんありますし、曲中でテンポ変わってもいいじゃない、と考えるバンドもあります。
どれもアリやと思うので、切り替えて弾く様にしています、出来てるかは分かりませんが。
そんでもって飲んでるうちにリーダーは、「自分の思い通りにみんな弾いてくれないから、自分が全ての楽器弾けりゃいいんやと思って、全部出来る様になった。」と言っていて、まぁ、確かにロボットじゃないしな、と思いました。
自分が作曲したらそういう事もあり、変化を楽しめる人もいれば違う人もいるやろな、とは分かります。
このリーダーのバンドは言われた通りに弾くようにしています。毎回注文は変わりますが(笑)
自分らしさを出してるとすれば音色やタッチになるんかな?
ここまで書いていると私が全然楽しんでない様に感じるかもしれませんが、何故やってるのかと言うと曲がワケ分からんくらい特徴的で面白いからです。
アレコレ言われて「もう!」となる事もありますが、それでも弾いていたいなと思える曲ってスゴイです。
[1回]